地盤調査の歴史
住宅地盤に調査をするようになったのは約40年前からです。
それ以前は大工さんの感覚で杭で補強をしたりしていました。
(技術的な根拠は無かった)
当時の日本は住宅地盤の品質を確保するために手頃な調査を外国から導入しました
それがSWS試験(スウェーデン式サウンディング試験)です。
名前の通りスウェーデンで開発された試験方法です。段階的にオモリを乗せて音を頼りに地盤の硬さを確認する簡易的な調査方法でした。
※宅地地盤ではなく公共工事で利用されていたそうです。
安価でかつ単純な調査方法だったため日本では短時間で広く普及しました。
約2020年頃から試験名が変更されました。同じSWS試験ですが略した内容が下記に変更されています。
スクリューウエイト貫入試験です。
以前の試験内容と変わっていません。
著者の個人的な見解ですが、日本独自の調査方法として採用したかったと思われます。
これが日本の地盤調査の歴史です。