【危険な土】その名は腐植土
はじめに
今回は住宅地盤の中でも危険な土を紹介する。これから紹介する特殊土の存在で建築費用に大きな影響を与える。そんな腐植土の特徴と建築に与える理由を説明するので参考にしてほしい
建築費用が高くなる理由
結論 : 腐植土の上に住宅を建てると費用が高くなります
腐植土の成り立ち
腐植土とは、落ち葉や草などの植物の残骸が土壌に積もり腐った土である。時間が経過すると黒色をした土壌が形成されたもの。純粋な土とは異なる成り立ちと覚えておいてほしい。
腐植土の特徴
・植物の腐った根等で構成されているため、スカスカのスポンジのような土である。
・腐っているため臭いが発生している
・分解の影響か、土は真っ黒である
・寒い地域に堆積している事が多い
・杭の固化不良を発生させる
・杭の摩擦が見込めない
終わりに
腐食土のような特徴土は、一般的な計算式が成立しない。(支持力の数字であったり沈下量の数字を指す)腐植土の存在が確認されたら、地盤改良工事の値段が上がると思った方が無難である。