住宅地盤のダルマ診断士

住宅地盤を分かりやすく説明します

地盤 解析者に転職するメリット

近年では転職者が多く、終身雇用の考え方が終わろうとしています。
特に建設業に勤めた方の転職先は同業種になってしまうケースを目にします。
業界的にマンパワーに期待をしている組織となっているため、環境が変わることは無いと考えられます。

地盤解析も建設業ではありますが、隙間産業でありサービス業である事が大きな違いです。下記項目を利用しメリットを説明いたします。

 

1.労働環境

2.サービス残業が無い

3.必要な資格が無い

4.女性でも働きやすい環境

5.将来的に無くなりにくい商品

6.感謝を実感できる仕事

 

1.労働環境

 基本的に室内で仕事をします。在宅勤務に対応しており自分のペースで仕事ができます。解析担当者が現場に出る事は基本的にありません。土曜日と日曜日の週休2日制です。カレンダー通りの休みが取れます。(民間のハウスメーカーを顧客にしているためです。)

 当たり前の話と思われがちですが建設業では珍しい労働環境と言えます。現場監督の場合は週休1日だったりします。

2.サービス残業が無い

 年収に間接的に影響する内容です。四季報で一般的な年収相当の給料が約束されます。働けば働いただけ残業分の給料が得られます。最近では残業時間が管理され月に20時間程度に収まっているのが実情です。36協定に準じており過度な残業は発生しにくい環境です。これぞ人間の生活です。

3.必要な資格が無い

 地盤解析をする上で必要な資格が無いことも大きな魅力の1つです。転職をする際に未経験でエントリーができます。仮に地盤解析者の選考から外れた場合でも調査の手配をする仕事もあるのでチャンスが多いです。とは言っても現場経験者の方が業務を把握する時間が短いという優位性が発生します。

4.女性でも働きやすい環境

 報告書を作成する時間は男性よりも女性が早く納品ができる実績があります。私なりにメリットを考察します。

 a 宅地の危険性を察知しやすい

 b 設計担当者から情報収集が早い

 c 結論を出すまでの判断力が高い

 d 文章の作成スキルが高い

5.将来的に無くなりにくい商品

 家の件数だけ仕事があります。景気に左右されやすいですが圧倒的な物件数があるため建設業としては安定しています。サービス業であり在庫を抱える事のない商売であるため維持費が低コストです。インターネットを利用したサービスのため他サービスの参入も可能です。

6.感謝を実感できる仕事

 エンドユーザー(施主)の資産を守る業務のため、やりがいを感じます。基本的には設計担当者が窓口になりますが、施主の感謝の声を間接的に聞けるのも魅力を感じます。

7.まとめ

 私は大手ゼネコンで現場監督や設計業務を経験してきました。その労働環境は過酷であり何度も心が折れました。そんな中、転職サイトで地盤解析者の存在を知りました。歴史の浅い業界であった事もあり転職を決意しました。今までに経験しなかったような良い環境でした。家族との時間も増え充実した時間を過ごしています。私のように救われる人が増える事を願いブログで発信を続けたいと思います。

 

興味がある方は継続して読んでいただけたら幸いです。